世の中のいろいろなことに対して、少しばかり主張してみます。


by Hi-Zettaisha
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「しつこく獨島」の韓国に、配慮は無用

以前のエントリーで、日本の排他的経済水域(EEZ)調査を韓国が阻止した事件について書きました。
この事件、曲がりなりにも一件落着したと思っていたのですが、韓国は未だに収まらないようです。
自国の利益と面子を守るのに成功しているのに、どうしてまだ騒ぐのでしょうか?
今月23日からの経緯を、また報道で追ってみます。



◆産経新聞 4月24日朝刊(東京版)
「竹島」外交決着 韓国は勝利を強調 「日本が得」分析も
 竹島近海の海洋調査計画をめぐる日韓対立が外交決着したことを韓国政府は、「領土領有権や地名登録に関する正当な権利を守った」(大統領府当局者)などと評価、国際会議への韓国名表記の申請権など「カードは温存した」と、外交的勝利を強調している。
 韓国の通信社、聯合ニュースは二十三日、大統領府当局者の話として「(地名申請は)適当な時期に必要な準備を行い推進するとのわれわれの立場を日本が受け入れた」と報じた。また、別の当局者は「独島領有権、領海調査権など主権にかかわる問題に断固とした意志を示したことに意義があり、今後の有事の前例となる」などと前向きに述べている。
 ただ、韓国メディアは「対立回避」「一時的な取り繕い」との評価だ。さらに、「むしろ日本の方が得をした」「日本は独島近海を紛争地域として国際社会に示す成果を上げた」との分析も出ている。「拿捕(だほ)も辞さず」との強硬姿勢が国民の愛国心を刺激していただけに、外交決着という結果に、政府批判が出る可能性もある。
ある意味で、韓国は羨ましいですね。
「主権にかかわる問題に断固とした意志を示した」ことが、国民から評価されますから。
日本では、例え国益を損ねようと、例え国民が死傷しようと「とにかく、外国と武力衝突や、戦争にならなかったらそれでOK」と考える人々が未だに多いですから、韓国のような反応は望めません。

そして、妙なニュースが入ってきます。

◆同上 4月24日18時25分
韓国大統領、25日に特別談話発表へ
 韓国の盧武鉉大統領は25日午前、竹島(韓国名・独島)近海の日本の海洋調査計画に端を発した日韓関係に関する特別談話を発表する。24日、青瓦台(大統領府)報道官が明らかにした。
 大統領府によると盧大統領は談話で、「日本の海洋調査問題がもたらした日韓関係に対する大統領と政府の立場を示すとともに、両国関係の発展とその課題を明らかにする計画」という。談話では排他的経済水域(EEZ)問題だけでなく、竹島の領有は日本の朝鮮半島侵略の過程で行われたと韓国が主張する「歴史問題」にも言及するもようだ。
私は、これは多分「私は獨島を絶対に守る」とか何かだろう、と思っていました。
そして、そのための具体的な措置(海軍部隊の展開とか)を述べた上で「日本は敵国である」と宣言したら凄いな、とも思っていました。
で、実際の「特別談話」とは何かというと、これ↓でした。

◆同上 4月25日11時4分
「独島は主権守護の象徴」 韓国大統領が談話
 韓国の盧武鉉大統領は25日、日韓が領有権を争っている竹島(韓国名・独島)問題について特別談話を発表し「独島は日本が日露戦争遂行のために占領したものだ。日本の主張は過去の植民地に対する領土権を主張するもので、韓国の解放と独立を否定するものだ」と述べ「独島はわが国民にとって主権回復の象徴」と竹島に対する韓国の領有権を主張した。
 談話は最近、竹島周辺を含む排他的経済水域(EEZ)での日本の海洋調査計画をめぐって生じた日韓の外交摩擦に関連し、韓国政府の竹島問題についての基本的考えた方を改めて明らかにしたものだ。
 しかし来月から行われることになっているEEZ交渉など具体的な方針にはとくに触れず「今後、独島問題への対応を全面再検討する。日本政府の誤りを正すため国家的力量を総動員し、いかなる犠牲を払っても決して妥協しない」との強硬姿勢だけをを明らかにしている。
 談話はまた、竹島問題は靖国神社参拝問題や歴史教科書問題とともに歴史認識に関する日韓関係の基本問題だとし「単なる小さな島の領有権問題ではなく、韓国にとって主権確立を象徴する問題だ」と述べ、いかなる経済的利害関係や文化的交流もこの問題を解決することはできないとの考えを表明した。
◆読売新聞 4月25日13時49分
韓国大統領談話、首相「未来志向で考えた方がいい」
 小泉首相は25日昼、韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が竹島問題などで強硬な姿勢を示す特別談話を発表したことについて、「(日本は)日韓友好を大前提に考え、冷静に対応していきたいと思う。総合的、全体的に未来志向で考えた方がいい」と述べた。
 途絶えている日韓首脳会談に関しては、「やった方がいいと思う」と語った。
談話の内容に、特に新味はありませんね。
小泉総理も、軽く流しています(笑)
一番最後の部分は「“日韓友好”は領土問題の解決には役に立たない」ということですから、正論ではありますね。
“市民団体”の皆さんに、良く噛み締めて欲しい言葉です。

それにしても、自国が間違っているかもしれないとは露ほども考えず、自信たっぷりに「日本政府の誤りを正す」とは、何という思い上がりでしょう。
誤った教育を受けた世代が政治を担うようになると、このようになるという見本でしょうか。
この分だと、先の口約束は反故にされるかもしれません。
と思っていたら、案の定、こんなニュース↓が来ました。

◆産経新聞(共同通信社配信記事) 4月26日18時54分
韓国強硬 竹島周辺海底地名「6月提案も可能」
 竹島周辺の海底地名変更について、韓国の柳明桓外交通商第一次官は26日、国会で、先の日韓外務次官会談で6月にドイツで行われる国際会議での提案見送りまでは合意していないとの認識を示し、準備が整えば提案も可能との考えを明らかにした。
 柳次官は国会で「海洋調査と地名変更問題を関連付けているのは日本側であり、われわれは受け入れられない」と言明した。日本側は、会談で日本が竹島周辺での海洋調査計画を中止する代わりに、韓国側が6月の提案を見送ることで合意したと発表したが、韓国側は韓国式名称への変更提案を「適切な時期に行う」との立場を表明していた。
これを「国内向けに嘘を言っている」と片付けられればいいのですが、何といっても韓国ですから、実現に向かう可能性は大です。
そして日本側も、黙ってはいません。
やるべき事は、やるようです。

◆読売新聞 4月26日20時0分
EEZの境界画定交渉、日韓が再開時期を調整へ
 谷内正太郎外務次官は26日夕、韓国の羅鍾一(ラ・ジョンイル)駐日大使と外務省で会談し、竹島周辺海域での海洋調査を巡る21、22日の日韓外務次官協議を踏まえ、排他的経済水域(EEZ)の境界画定交渉の再開時期を調整することを確認した。
 鹿取克章外務報道官は26日の記者会見で、日韓のEEZ交渉は、竹島の領有権問題とは切り離し、境界画定問題に絞って行われるべきだとの考えを示した。
◆同上 4月26日23時43分
韓国は竹島を「不法占拠」…外務省が表現を徹底
 外務省は26日、竹島問題について「韓国が竹島を『実効支配』しているとの表現がよく使われているが、韓国側の不法占拠を是認している印象を与えかねない」(幹部)として、今後、「不法占拠」との表現を徹底する方針を決めた。
そして、それにまた腹を立てる韓国。
◆同上 4月27日0時42分
対日政策担当の特別作業チーム、韓国が設置へ
 韓国の潘基文(パン・ギムン)外交通商相は26日の定例会見で、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が25日の特別談話で表明した対日政策を推進するため、外交通商省内に対日政策を担当する特別作業チームを設置することを明らかにした。
 責任者には駐日公使の経験もある柳光錫(ユ・グァンソク)前シンガポール大使をあて、知日派の外交官で構成する。領土問題を含めた対日外交政策を統括し、各局間の業務調整を行うという。
 また、安倍官房長官が特別談話に関し、竹島(韓国名・独島)問題は「歴史問題とは関係ない」と表明したことについて、「真実を無視するものだ」と批判。
 日本で特別談話が「韓国の国内世論対策」との見方があることについても、「道理にかなうものではない」と非難した。
 また、同省の柳明桓(ユ・ミョンファン)第1次官は同日、国会で、竹島周辺の海底の名称変更に関し、「海洋水産庁と特別作業チームを設置し、準備ができ次第、国会の了解を得て推進する」と述べるとともに、理論的には6月にドイツで開かれる国際会議で名称変更の提案は可能との見解を示した。
◆産経新聞(共同通信社配信記事) 4月27日19時33分
韓国、竹島問題で相次ぎ対抗策打ち出す方針
 竹島(韓国名・独島)領有権の主張を強化する方針を示した盧武鉉大統領の特別談話を受け、韓国政府はソウルの各国大使館に日本の「不当性」を訴える“外交攻勢”を展開、関係省庁は領有権問題で日本への対抗策を相次ぎ打ち出す方針だ。外交通商省当局者が27日明らかにした。
 また韓国青瓦台(大統領官邸)幹部は同日、日本政府が26日に、韓国による竹島の実効支配について「不法占拠」との表現を徹底する方針を決定したことに対し「対応する価値はない」と述べ、強い不快感を表明。韓国側の反発はさらに激化、日韓関係が一段と悪化するのは必至だ。
特別作業チーム、ですか…。
韓国にとって、日本という国は極めて大きく映っているのでしょうね。
一途な片思いのような、そんな印象を受けます。

しかし、韓国がいくら日本に片思いをしていても、日本は韓国を「普通の国」として扱うべきですね。
共同通信社はまたもや「関係悪化」と煽っていますが、韓国に対して過剰な配慮は無用です。
竹島は「韓国が不法に占拠」、それでOK。
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by Hi-Zettaisha | 2006-04-27 23:13 | 政治・軍事・外交