世の中のいろいろなことに対して、少しばかり主張してみます。


by Hi-Zettaisha
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2006年 03月 07日 ( 2 )

音楽の時間です。
今日は『ジローズ』の名曲、『戦争を知らない子供たち』を歌ってみましょう。

『戦争を知らない子供たち』私的平成18年版の一
【作詩】非絶対者
【作曲】杉田二郎

《一番》
戦争が終わって 僕らは生まれた
洗脳を受けつつ 僕らは育った
ネットを始めて 解り始める
知らない世界を 歴史の事実を

僕らの名前を 覚えて欲しい
洗脳を解かれた 子供たちさ
《二番》
戦車を作ると 許されないなら
戦車に昇ると 許されないなら
プラモやマニアが 悪とされても
軍事の知識は 政治家より上さ

僕らの名前を 覚えて欲しい
ミリタリー好きな 子供たちさ
《三番》
日の丸が好きで 君が代が好きで
いつでも日本を 愛しているなら
家族も世界も 愛していけるさ
ネット右翼と 呼ばれてもいいさ

僕らの名前を 覚えて欲しい
洗脳を解かれた 子供たちさ
真実を知った 子供たちさ

二番は特に、「駐屯地で戦車に触った子供は軍国主義者になる」と仰る長野県松本市の菅谷昭市長に捧げます(笑)
※元ソースは時事通信。ここの199番の投稿です。
※徒桜さんのブログの昨年4月20日のエントリーもお読み下さい。
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by Hi-Zettaisha | 2006-03-07 23:40 | 個人的に思うこと
エキサイトのニュースから。
◆毎日新聞 3月5日
<岩国移転>米部隊受け入れで住民投票告示、投票は12日
 米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)への空母艦載機部隊移転受け入れの賛否を問う岩国市の住民投票が5日、告示された。12日に投票されるが、投票率が50%を下回った場合は「不成立」として開票されない。
【中略】
 住民投票は「賛成」「反対」の二者択一。法的拘束力はないが、市長、市議会、市民は結果を尊重する。
 地元は当初、移設案に反対したが、国は受け入れと引き換えに岩国基地の民間空港共同使用などの見返りを示し、経済界や市議会などが容認に傾いた。移設を容認しない立場の井原勝介市長は「民主主義の原点に返り、市民が意思を表明する機会が必要」として2月7日、市条例に基づき発議した。
【中略】
 当初反対していた山口県の二井関成知事も「地元意向を尊重」を前提に「騒音などは現状より悪化しない」との見解を示し、容認に傾いている。
【中略】
▽井原勝介市長の話
 投票結果が、賛成多数なら受け入れを前提に騒音軽減などを要請する。反対多数なら、撤回を求めたうえ、厚木基地周辺住民の負担軽減の方策を検討するよう要請する。
▽額賀福志郎防衛庁長官の話
 市民の対応がどう出るか、関心を持って見守りたい。地域の問題であるのか、国家全体の問題であるのか、地域住民の皆さんによく考えていただければありがたい。
在日米軍(と自衛隊部隊)再編問題。
沖縄駐留米軍の本土移転による「沖縄の負担軽減」に、決定的な悪影響を与えかねないこの住民投票。
地元の中国新聞でも特集を組んでいますが、やはり「移駐反対」が社論のようです。
岩国基地については、騒音対策も兼ねて沖合への移動が図られています(山口県の「岩国基地沖合移設対策室」のページを参照)が、その辺りは中国新聞の記事でも、意図的にか触れられていません。
岩国基地についてはマイナス面のみを強調したいようです。
このような雰囲気が現地でも充満しているのなら、「移設反対」の民意が示されるかも知れません。
ただそうなったとしても、市長にできることは「要請(お願い)」に過ぎませんと自ら述べていますから、厚木基地の騒音問題は解決されず、現状維持にしかならないのは明らかです。

新たに部隊や訓練を受け入れる側は、このように「基地機能の強化だ」「事故の可能性が増す」などと話題にされますが、駐留部隊が減る側、訓練が無くなる側についてはほとんど話題にされませんね。
この問題は、個々の基地問題を見るだけでは判りません。全体像を知る必要があります。
しかし、なかなか解りやすい資料がありませんね。
公式なものとしては、外務省のホームページに「日米同盟:未来のための変革と再編(仮訳)」があります。
ただし図解が無いため、丹念に読まないと全体像が浮かんできません。
図解で比較的判りやすいのが、米軍再編に反対する日本共産党のホームページ(笑)「日米両政府が狙う米軍再編案/JCP特集2005」です。

「負担軽減」される側を南から順に挙げてみると
・普天間飛行場:全部隊の移転により基地そのものを廃止、土地使用権を日本側が回復。
・キャンプフォスター(瑞慶覧):各部隊司令部を下記のキャンプコートニーに移転。
・嘉手納飛行場:F-15戦闘機の訓練(タッチアンドゴー含む)を移転し、騒音軽減
・キャンプコートニー:第三海兵遠征軍司令部をグアムに移転。7000人の人員削減
・岩国飛行場:海上自衛隊の一部部隊を移転。
・厚木飛行場:航空母艦搭載機を移転することで夜間離着陸訓練(NLP)が終了し、騒音軽減
他にも、岩国飛行場と三沢飛行場に所属する部隊の訓練を、自衛隊の基地に移転することが検討されています。
また、嘉手納飛行場を航空自衛隊が使用することで、過密状態の那覇基地から自衛隊部隊を移転する可能性も考えられます。
※在日アメリカ海兵隊の部隊名については、「在日米国海兵隊ホームページ」で確認できます。

もちろん単純に「負担が軽減されるからOK」とはなりませんが、「負担増加」にばかり注目するのではなく、全体的に見て利害得失を考えなければなりません。
もとより日本の利害とアメリカの利害が完全に一致しない以上、「中間報告」は日米間の現状の力関係を反映したものです。完璧ではありません。
しかし「総論賛成・各論反対」の典型のような現状では、一歩も先には進めません。
「オール・オア・ナンシング」ではなく、「沖縄の負担軽減」に少しでもつながるのなら、「中間報告」の線で進むことは国民の利益に叶うことだと私は考えます。

基地問題の源である、在日米軍そのものの存在や自衛隊の位置付け、そして日本国憲法第9条との関係については書きたいことが山ほどありますが、それは別の機会に譲りたいと思います。

最後に一言。
「沖縄の負担軽減!」と声高に叫ぶ、共産党を始めとする“基地反対運動”の人々。
しかし「沖縄の負担軽減」に結びつくF-15の訓練の移転先では、現地の共産党を始めとする“基地反対運動”の人々が「訓練移転反対!」「基地強化反対!」と声高に叫んでいます。
「沖縄の負担軽減」のために、少しでも「本土」の人間がその負荷を引き受けるのではなかったのですか?
全てについて「反対!」。これでは、何も解決しません。
彼らは、別に問題が解決しなくても、「反米」気運が高まるのであればそれで満足なのかも知れませんが。
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by Hi-Zettaisha | 2006-03-07 01:05 | 政治・軍事・外交